100度超えの気温とは・・・?!

8月、サンフランシスコ(San Francisco)の大学キャンパスにある温度計(thermometer)は、102度を指していた・・・お湯の沸騰点が100度なのに、102度とはどういうこと?・・・最初、慣れるまで100度超えの温度にピンとこなかった・・・そう、アメリカでは、気温(temperature)や体温((body) temperature)は、日本のように摂氏(Celsius、℃)ではなく華氏(Fahrenheit、℉)を使う(備考1)・・・で、その年のサンフランシスコの7,8月の夏は、とにもかくにも暑かった!

日本では、気温が25度を超えれば夏日、30度を超えれば真夏日そして35度を超えれば猛暑日と言って、夏の暑さの目安として我々は一応、感覚的に慣れ親しんでいる・・・そう!感覚的になんです!・・・いきなり、102度って言われても困りますよね・・・で、華氏から摂氏への換算式を覚えておけば、摂氏温度で感覚的にどの程度の暑さかが分かり、とても助かったのを覚えている・・・アメリカに行く人は、是非、覚えておいてください・・・。

冬の寒さも同じ・・・次第に冬が近づき寒くなってくると、華氏32度で摂氏0度なので、私なんか、華氏40度辺りになると、摂氏5度を切ってくる感覚なので、「冬が近いなあ。」と感じたものです・・・尤も、個人差はあると思うが・・・知らんけど。

歴史的に、アメリカはもちろんイギリスの流れで、長さ・質量・面積・容積は「ヤード・ポンド法」(yard-pound system)・・・しかし近年は、そのイギリスでも合理的な「十進法」(decimal system)の「メートル法」(metric system)が一般化しつつあり(備考2)、天気予報は今では摂氏温度が使われている・・・。

YouTubeの'Sky News'でも、アメリカを含め世界各地の気温は全て、摂氏で紹介されている・・・では、何故アメリカは、未だに世界の流れにあった合理的な十進法の「メートル法」を採用しないのか、実はアメリカで尋ねたことがある・・・曰く:確かに「メートル法」の方が合理的であるのは分かるが、この大国のアメリカで、長年慣れ親しんでいるシステムを変えるのは大変なこと・・・「ヤード・ポンド法」の方が、感覚的に慣れて体に染み込んでいる・・・そうなんです!今のところ、合理性より「感覚的慣れ」を優先しているようです・・・で、アメリカ連邦政府は、一体「メートル法」への転換を、議論のテーブルに載せて真面目に考えようとしているのだろうか??・・・知らんけど。

ハウスタケカの独り言でした。

(備考1)
・Celsius(セルシウス)は、摂氏(セ氏)の温度目盛を考案したスウェーデン
 の天文学者より
・Fahrenheit(ファーレンハイト)は、華氏(カ氏)の温度目盛を考案したド
イツの物理学者より
 華氏 ⇒ 摂氏への換算式:C = (F-32)×5/9
 摂氏 ⇒ 華氏への換算式:F = C×1.8+32                 

(備考2)
対外的には「メートル法」のイギリスでも、国内では一部、根強く「ヤード・ポンド法」が用いられていて、メートル表記の看板をヤード表記に書き換える抵抗組織(Active Resistance to Metrication)が活動しているとか・・・?

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