一体、'番犬'はいたの?!
アメリカでホームステイしていた時のこと・・・近所の家の玄関に注意書きがあった:
Beware of the dog ! 犬にご用心!
Welcome, salesmen ようこそ、セールスマン
Dog food is expensive 犬のえさは高くつきます
'No salesmen !'(セールスマンお断り!)と、ストレートに書けばわかりやすいのに、'Welcome, salesmen'(ようこそ、セールスマン)と、掲示の切り口が逆転発想!・・・奇を衒った論理の組み立ては、思わず「ぷっ!」と吹き出したくなる・・・'Beware of ~'(~ に注意せよ)はフォーマルな言い方で、上記のように掲示の命令文で使われることが多いようだ・・・。
この場合、'the dog'の'the'は非常に意味がある・・・基本的に、定冠詞'the'は「話し手・発信者」(addresser)と「聞き手・受信者」(addressee)の双方が共通に認識していることを前提とする・・・一般に、「(あなたも私も知っている)例のあの犬ね」というふうに・・・で、この場合、「(当家の飼い主とセールスマン共通認識の)犬に注意!」の意味・・・'a dog'や'dogs'では特定の犬ではなく、「犬という種類の動物全般」になり、この場合は意味が通らない・・・ 'the dogs'はもちろんOKだが、2匹以上飼っていることが前提・・・因みに、無冠詞の'dog'なら「犬肉」になり、全く意味不明・・・!?
ところで、この話題の家・・・「番犬」(watchdog)の鳴き声は一度も聞いたことがなかった・・・これってどういうこと・・・?!知らんけど・・・。
ハウスタケカの独り言でした。
※Please contact us HOUSE TAKEKA when you build a new or custom-built house in KYOTO !! We have English-speaking staff on call.
京都で、新築・注文住宅を建てるならハウスタケカまで!!
英語で対応できるスタッフがおります。