'英人'と'米人'・・・何故、会えないの?

ロンドン市内のホテルのロビーで、イギリス人とアメリカ人が、「では、明朝8時半、'first floor'で会いましょう。」と言って別れた・・・明朝、9時、9時半になっても、二人は会えなかった・・・その訳は?!

イギリス英語とアメリカ英語は、発音・アクセントはもちろんのこと、語彙においても色々と違いがある・・・'floor'(階)の数え方もその一つ・・・生活に密着している語彙だからこそ、注意が必要である:

(イギリス)    (アメリカ)
  1階 ground floor   first floor (or ground floor)
  2階 first floor   second floor
  3階 second floor   third floor
  4階 third floor   fourth floor

'1階'はイギリスでは'ground floor'・・・アメリカでは'first floor'と言うが、アメリカでも'1階'を'ground floor'と言うことがある。

では、'2階'はどうか?・・・アメリカの'second floor'に対して、イギリスでは'first floor'(上記参照)・・・「明朝、会いましょう。」と言って別れても、会えなかった理由がわかる・・・。

ついでに、私が失敗した例を一つ・・・'subway'は、アメリカではもちろん'地下鉄'・・・初めての訪英で、ロンドンに到着したその日、'subway'とあったので、地下鉄に乗ろうと階段を降りて行くと、道路の反対側へ・・・そう、イギリスでは'subway'は'地下鉄'ではなく'地下道'で、地下鉄は'underground or tube'と言う・・・因みに、アメリカでは鉄道・道路の下をくぐり抜ける'地下道'は'underpass'・・・実に、紛らわしい!

イギリス英語とアメリカ英語・・・即'生活に密着する語彙'は、きちんと把握しておきたい・・・。

ハウスタケカの独り言でした。

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