HarvardとMITを訪ねて・・・
アメリカ西海岸のサンフランシスコ(San Francisco)にいた時、冬休みに北東部マサチューセッツ州(the State of Massachusetts)の州都ボストン(Boston)で一週間、ホームステイしたことがある・・・その年は命に関わる厳しい寒さ・・・体感温度(wind-chill― 気温と風の相乗効果で肌に感じる寒さ)はマイナス30℃以下で、近くの池が凍結・・・酷寒の中、その池でホストファミリーとアイススケートをした思い出がある・・・。
ところで、ボストンのチャールズ川(the Charles River)を挟んで対岸のケンブリッジ(Cambridge)の街には、ハーバード大学(Harvard University)とマサチューセッツ工科大学(MIT ― Massachusetts Institute of Technology)がある・・・同じ街に、肩を並べるように名門中の名門の二校・・・圧巻の一言!!
ハーバード大学は、1636年、宗教指導者を養成する目的で設立・・・キャンパスに牧師ジョン-ハーバードの彫像があり、彼が一応、創設者(founder)ということになっている・・・しかしハーバード個人が創設したのではなく、私財や蔵書を寄贈して尽力したらしい・・・ハーバードの彫像の足に触れると幸運が来るという伝説があり、私も触った・・・右利きの人が多く触るからか、左足のつま先がすり減っているのが印象的だった・・・。
マサチューセッツ工科大学では、忘れられないことが一つある・・・世界的に著名な言語学者、ノーム-チョムスキー(Noam Chomsky)教授の研究室をドキドキしながら訪ねた・・・まるで有名な映画俳優にでも会いに行くような気持ち!・・・冬休み中で留守だったが、秘書らしき人が対応・・・I'm afraid he's away on vacation. Would you like to make an appointment with him?(残念ながら彼は休暇で不在です。面会予約を取られますか?)と言われた時は、流石に「ドキッ!」とした・・・そして丁重にお断りした・・・。
ハウスタケカの独り言でした。
写真出典:Wikipedia.