「バーラト」はどこの国?
「バーラト」ってどこの国か知っていますか?・・・次のような記事が新聞に載っていた:
「インド」で国名を巡る論争が起きている。同国が議長国を務める20カ国・地域(G20)首脳会議関連の招待状で、「インド」に代わりヒンディ語の国名「バーラト」が使用された。モディ首相率いる与党インド人民党(BJP)がヒンズー至上主義を掲げるなか、国際的にも国名変更を進める布石との見方も出ている・・・(『日本経済新聞』2023年9月7日)
1947年「インド」はイギリスから独立・・・インド憲法では、「インド(共和国)」も「バーラト」も両方、国名として認められている・・・公用語はヒンディ語で、補助公用語として英語が用いられている・・・考えてみれば、「インド」の国名を公用語であるヒンディ語の「バーラト」に戻そうとするのはごくごく自然な流れ・・・プラダン教育相も「バーラトは私達の'アイデンティティー'(identity)であり、私達の誇りである」(同新聞)と述べている。
'アイデンティティー(自己同一性の認識)'とは、平たく言えば'自分とは何ぞや(何者)?'という意味・・・しっかりと'母語'(mother tongue)のヒンディ語が底流にあるのがわかる・・・現在、ヒンディ語では「バーラト」と呼ぶ一方、英語での公式サイトは「インド」と表現するのが一般的なようだ・・・。
インド国内で名称変更と言えば、最大の商業都市「ボンベイ」(Bombay)が、1995年現地語マラーティー語の「ムンバイ」(Mumbai)という名称に戻されたのが記憶に新しい・・・当時の私は、世界の動向に無頓着!?・・・「ある日、気がついたら名前が変っていた!」というのが印象で、たいへん驚いたのを覚えている・・・しばらくは国名変更の話題で、「インド」から目が離せない・・・。知らんけど。
ハウスタケカの独り言でした。
写真出典:Wikipedia
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