「フリーサイズ」は和製英語!
衣服で、どのような体格の人にでも着られるように作られた大きさのものを「フリーサイズ」というが、これは和製英語・・・では、英語で何というのか?・・・形容詞で'one-size-fits-all'という・・・何故か、これが実に日本語的な発想で、日本人にわかりやすく、すうっと抵抗なく理解できる・・・例えば、'This is a one-size-fits-all shirt.'(これはフリーサイズのシャツです。)のように使う・・・で、語源は:
1970s, originally denoting a garment designed to fit people of all sizes (『オッ クスフォード新英英辞典』)
(1970年代で、元々全ての大きさの人に合うように作られた衣類をあらわす)
ところで、この'one-size-fits-all'は、'意味が転じて「画一的な」の意味になる場合がある:
One-size-fits-all method is designed to please everyone or be suitable for every situation, often with the result that it is not successful.(『ロングマン現代英英辞典』)
(画一的方法は、全ての人を満足させたり、どんな状況にでも合うように作られているが、結果はしばしばうまく行かない)
一時、日本の教育で問題になった「画一的な教育」は、'one-size-fits-all education'・・・あたかも日本人(?)が考案したようなわかりやすい英語だとは思いませんか?!知らんけど・・・。
ハウスタケカの独り言でした。