キンコンカンコン ―授業の開始・終了の合図

みなさんの学校では、授業の開始・終了の合図は何でしたか?
校歌?童謡?何もなし?と、いろいろだったと思います。
しかし多数の学校は「キンコンカンコン」 ―大学生に聞いても、8割以上がこの「キンコンカンコン」だったと答えます。
では、この「キンコンカンコン」とは一体何でしょうか。
実は英国ロンドンの国会議事堂下院時計塔の大時計(愛称:ビッグ・ベン)が奏でるメロディで、これには歌詞があります。

All through this hour   次の一時間ずっと
Lord, be my guide   主よ、私を(正しく)導いてください
And by thy power   そしてあなたのお力によって
No foot shall slide   足をすべらさないように

毎時の度にこのメロディが流れ、続いて時刻の数だけ鐘が鳴らされる。
このメロディが流れると、敬虔なロンドン市民は立ち止まって一緒に口ずさみます・・・。

これは、明治時代にロンドンを訪ねた日本人が「これだ!!」と思って日本に導入した様です。

写真出典:Tanks Londonさん

ビッグベン.jpg

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