お正月、イタリアのペルージャ(Perugia)を訪ねる.
「明けましておめでとうございます。」
皆さん、ペルージャ(Perugia - 中田英寿が1998-2000、当時セリエA・ペルージャに所属)ってイタリアのどこにあるか知っていますか?
ブーツの形をした国のちょうど真ん中辺りです。
イギリスにいた私は、冬休みにユーレイルパス(Eurailpass - ヨーロッパ鉄道周遊券)を利用してペルージャの友達を訪ねた。
友人宅では歓待を受けた。
ディナーで、「これが本場イタリアのパスタだ。」とたらふく食したが、実はこれは前菜、メインの魚・肉料理が後に続き、残念ながら食べきれなかった。
元旦、地元の教会に行った時、一台の観光バスが到着、日本人観光客が降りてきたときには、「えっ!何故、ペルージャに日本人?」と驚いたが、アッシジ(Assisi ― 聖フランシスコ生誕の地、世界文化遺産)が近いと知って納得した。
本質的に多文化共生のヨーロッパは、鉄道が発達していて隣国にすぐに行ける。
途中、チューリヒ(Zurich)のホテルに泊まった。
そのホテルのバーの女性バーテンダーの話が興味深かった:
「スイスには公用語としてドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語の4言語あります。私の父はスウェーデン人、母はイギリス人、ボーイフレンドはドイツ人、そして今こうしてスイスで働いている私って一体、誰なの?自分のアイデンティティ(identity ― 要するに、「自分とは何ぞや?」の意)がよくわかりません・・・。」
島国の日本で生まれ育った私は、自分のアイデンティティについてあまり深く考えたことはなかった・・・。
ペルージャの後、実はもう一人の友達を訪ねて、地中海(the Mediterranean Sea)に浮かぶ島サルディ二ア(Sardinia)に船で渡った。
そして旅は続いた・・・。
ハウスタケカの独り言でした。